以前はHTMLメールを敬遠されるユーザーが多かったのですが、現在ではユーザーの抵抗感もまったくと言っていいほどなくなってきておりHTMLメールが主流になってきています。その理由としては楽天やアマゾン、アスクル、ユニクロなど多くの大手ECサイトが積極的にHTMLメール配信をするようになったためでしょう。
アールデザインにて発行しておりますメールマガジンでは、ユーザーに対しマルチパート配信(※1)を行っていますが、現在ではご利用ユーザーの大半がHTMLメールを購読していただいております。
以下にHTMLメールとテキストメールのメルマガ購読率分析結果を記載しましたので参考にしてください。
※1.テキストメールとHTMLメールの二つのメールを同時に1つのメールとして配信し、受信者の設定や環境に応じて適切なコンテンツを自動的に表示させることができます。
HTML形式1番のメリットはなんといっても視覚的にメルマガ読者さんへ情報を伝えられることです。
アパレル(ファッション)、家具、インテリア、花、AV機器、食品などのように文字ではなく、画像で伝える要素が強い商品の場合に高い効果が見られます。
また、高精度に数値を計測することができることも利点です。
テキストメルマガでは測定できない開封率や到達率の他、さまざまなデータを収集することが可能となるのです。
機 能 | 取得できる データ |
HTML | テキスト |
開封数 | 開封したユーザー数 メルマガ読者に関してのファン度合いを考察できます。 |
○ | X |
リピート 開封数 |
同一ユーザーの繰り返しメルマガを開封した回数 そのメルマガに対して大変興味があることが考察できます。 |
○ | X |
クリック 回数 |
コンテンツをクリックしたユーザー数 ユーザーが気にしているコンテンツが考察できます。 |
○ | ○ |
リピート クリック 回数 |
同一ユーザーが繰り返しコンテンツをクリックした回数です。 | ○ | ○ |
コンバー ジョン数 |
ECサイトでは購入件数、フォームでは登録件数 購入頻度、最新購入日の把握ができます。 |
○ | ○ |
ヒートマップ分析 | 配置されたバナーやコンテンツ毎のクリック率 HTMLメルマガ上でユーザー視線がどのように分布しているかの把握 |
○ | X |
ヒートマップはアクセス解析のひとつで、メルマガを閲覧するユーザーの行動をメルマガ上のナビゲーションボタンやバナーなどのクリック、リピートクリック、ファーストタッチ、コンバージョン別に頻度や程度を色分けして表示することができる便利なツールです。
ヒートマップを活用すれば、多数のユーザーが注目している部分がどのような分布になっているかを簡単に把握することができ、メルマガのバナーを張る位置や、レイアウトなどユーザビリティの検証に使うことがで、自社のメルマガの弱点が簡単に分析できるきっかけにもなりますので、ユーザー行動に関する仮説立ての精度を向上するためにも、おすすめします。
「メール受信デバイス利用実態レポート」によるとHTMLメールを受信しているデバイスの約50%がモバイル受信であり、メールクライアントではiPoneが約30%を占めています。
このようなデバイスの多様化に対応するには「どのデバイスでも最適な見栄えで送る」ことが求められます。特にモバイル向けにデザインを最適化するのは必須です。
さらに“モバイルで受信したメールのデザインが良くない場合の行動”というアンケートに対して、最も多かった回答が「削除する」で、2013年の調査では80%にもなりました。
この状況を打開する対処策はクリエイティブの改善による「レスポンシブデザイン対応」を採用することです。 レスポンシブデザイン対応
※レスポンシブデザイン対応および多角的分析には別途メール配信システムのご利用が必要となります。
項 目 | 内 容 | 料 金 |
初期費用 | メール配信システムの設定 データベースの接続方法やオペレータ数などにより設定。 |
お見積り |
システム 利用料 |
メールアドレス課金プラン メールアドレス件数により設定 |
\4,000~(税別) |
HTML メール作成 |
コンテンツ企画・デザイン制作・配信代行など 企画内容や配信頻度によりお見積りいたします。 |
\30,000~(税別) |
各種分析 | 分析結果のレポート作成 目的を達成に必要となる各種データ集計とコンサルティング |
お見積り |